指示語とは、前に出た内容を指し示す語です。「こそあど言葉」とも呼ばれ、文章を読むときに指す内容を正しくつかむことが、読解の基本になります。
| 系統 | 例 |
|---|---|
| こ系(近い) | これ・この・ここ・こう |
| そ系(少し離れる) | それ・その・そこ・そう |
| あ系(遠い) | あれ・あの・あそこ・ああ |
| ど系(不定・疑問) | どれ・どの・どこ・どう |
指示語が指す内容は、多くの場合直前にあります。たとえば「言葉は思考の道具である。それを磨くことが大切だ」の「それ」は、直前の「言葉」を指します。読むときは、指示語に出会ったら「これは何を指すか」を確かめてから先へ進むと、文章の流れを見失いません。指す内容が段落をまたぐこともあるので注意します。
試験では 「傍線部『それ』が指す内容を本文中から抜き出せ」が定番。指示語に当てはめて意味が通るかを確かめると、正しい内容を選べる。
指示語(こそあど言葉)とは、「これ・それ・あれ・この・その・どの」など、前後の語句や内容を指し示す言葉のことです。何を指すか(指示内容)を正しく押さえることが、現代文読解の基本技術になります。
| 指示語 | 多くの場合の指す方向 |
|---|---|
| これ・この | 直前の近い内容 |
| それ・その | 少し前の内容 |
| あれ・あの | 書き手・読み手の共通の知識 |
指示内容は多くの場合、指示語より前にあります。たとえば「便利さは人を怠けさせる。これが問題だ」の「これ」は、直前の「便利さが人を怠けさせること」を指します。指示語に出会ったら「これは何を指すか」を必ず確かめると、文章のつながりが正確につかめます。
試験では 「傍線部『これ』が指す内容を答えよ」という設問が頻出します。指示語を、それが指す中身に置き換えて読み直し、意味が通るかを確かめるのが確実な解き方です。