絶対温度とは、分子の熱運動が完全に止まる絶対零度(約)を 0 K とし、セ氏温度と同じ目盛の幅で測った温度のことです。単位はケルビン K で、SI単位系の基本単位の 1 つです。
| 温度 | 絶対温度 K | セ氏 ℃ |
|---|---|---|
| 絶対零度 | 0 | 約 |
| 氷点 | 273 | 0 |
| 室温 | 約 300 | 約 27 |
セ氏温度 と絶対温度 の関係は です。気体の状態方程式や気体の法則では、温度は必ず絶対温度を用います。
ポイント 気体の計算で「温度が 2 倍」というときは絶対温度で 2 倍のこと。セ氏のまま計算すると間違える定番ミスに注意。
たとえば、27 ℃ の気体は絶対温度では 27 + 273 = 300 K です。圧力を変えずに体積を 2 倍にしたければ絶対温度を 600 K、つまり 327 ℃ まで上げる必要があり、セ氏の数字をそのまま 2 倍にした 54 ℃ では 327 K、わずか 1.09 倍にしかなりません。