定常波(定在波)とは、波長・振幅が同じで反対向きに進む 2 つの波が重ね合わせの原理によって重なってできる、全く進まないように見える波です。
| 点 | 名前 | 振動 |
|---|---|---|
| 振幅が常に 0 | 節 | しない |
| 振幅が最大 | 腹 | 最も大きく |
節と腹は交互に並び、隣どうしの間隔は 、節と節(腹と腹)の間隔は です。弦や気柱の共鳴で生じ、楽器が決まった高さの音を出すしくみになっています。
ポイント 進行波と違い、定常波は波形が左右へ進まず、その場で大きくなったり小さくなったりするだけ。だから「定常(じっとしている)」と呼ぶ。
たとえば、ギターの弦をはじくと、両端で反射して往復する波が重なり、両端が節になる定常波ができます。弦の長さが 60 cm なら、いちばん低い音(基本振動)は中央に腹が 1 つだけで、波長は弦の長さの 2 倍の 120 cm にあたります。