用語集
語り手の視点かたりてのしてん
物語 を 誰 の 目 から 語る か。 一人称・三人称限定・三人称神視点 の 3 種。
国語
語り手の視点とは、物語を誰の目から語るかの仕組みです。同じ出来事でも、誰の視点で語るかによって読み手が受ける印象は大きく変わります。中3では次の3種を体系的に学びます。
| 視点 | 語り手 | 見えるもの |
|---|---|---|
| 一人称 | 「私」「ぼく」 | 自分の内面だけ |
| 三人称限定 | 「彼/彼女」中心 | 一人の人物の内面のみ |
| 三人称(神の視点) | 物語の外から | 登場人物全員の内面 |
たとえば友達とけんかした場面を、一人称で「私」が語れば自分の言い分が前面に出ますが、神の視点なら相手の心の中まで描けて、どちらにも事情があったと分かります。視点の取り方そのものが、物語の伝わり方を左右します。
試験では 「この物語は何人称で語られているか」「視点の効果を説明せよ」が問われる。「私」「ぼく」があれば一人称、と語り手の人称をまず確認するとよい。