係り受け(係り方)とは、言葉どうしが結び付いて意味を作る関係のことです。「どの言葉が、どの言葉にかかっているか」で文の意味が決まります。
| 文 | 読み方A | 読み方B |
|---|---|---|
| 赤い服の女の子 | 「赤い」が服にかかる | 「赤い」が女の子にかかる |
| 大きな犬と猫 | 「大きな」が犬だけ | 「大きな」が犬と猫の両方 |
「赤い服の女の子」は、服が赤いのか、女の子の服全体をいっているのかで意味が変わります。読点(、)を打ったり、言葉の順を変えたりすると、はっきりさせられます。文を書くときは、係り受けがあいまいにならないよう注意します。
テストでは 「修飾語がどの言葉にかかるか答えよ」「意味が二通りに取れる文を直せ」という問題が出ます。修飾語のすぐ近くに、かかる言葉を置くのが基本です。
係り受けとは、ある語句が、後ろのどの語句に掛かる(結びつく)かの関係です。中3では長文を正確に読み、誤読を防ぐために欠かせない観点になります。
例文「私は昨日図書館で借りた本を弟に渡した」で、どの語がどこに掛かるかを整理すると次のようになります。
| 掛かる語 | 受ける語 |
|---|---|
| 昨日・図書館で | 借りた |
| 借りた | 本 |
| 本を・弟に・私は | 渡した |
「昨日」を「渡した」に掛けて読むと意味がずれます。読点や助詞を手がかりに、「どこまでが一つのかたまりか」を見極めるのがコツです。とくに修飾語が長い文では、修飾語のかたまりを( )でくくると主語・述語の骨組みが見えてきます。
試験では 「波線部はどの語に掛かるか」「文の主語と述語を抜き出せ」という設問で問われる。修飾語を取り除いて骨組みだけにする練習が有効。