楷書とは、点画を一画ずつ独立させ、字形を整えて書く書体です。一点一画をくずさず、はっきりと書くため、教科書・新聞・公式文書など広く使われる、書写の基本となる書体です。
| 観点 | 楷書 | 行書 |
|---|---|---|
| 点画 | 一画ずつ独立 | 続けたり省略したり |
| 字形 | 整然と角ばる | 丸みを帯びる |
| 速さ | ゆっくり | 速く書ける |
| 用途 | 公式文書・教科書 | 日常の手紙・メモ |
たとえば「林」を楷書で書くと、二つの「木」の縦画・横画を一画ずつ切り離して書きます。これに対し行書は点画を続けたり省いたりして速く書く書体で、「楷書を速く書くための工夫」から生まれました。そのため、まず楷書がきちんと書けることが行書を学ぶ土台になります。
ポイント 「楷書=一画ずつ整えて書く」が基本。中2の書写では、この楷書に加えて行書の基礎を学びます。楷書と行書を対比して、それぞれの特徴をつかみましょう。