前庭 とは、 耳の奥 (内耳) にある 平衡覚の 受容器 で、 からだの傾き や直線的な動きを感じます。 内部にある 耳石 (平衡石) が重力や加速度でずれると、 その下の感覚毛が刺激され、 傾きの情報を脳へ伝えます。 回転を感じる 半規管 と対になる器官です。
| 器官 | 感じるもの | しくみ |
|---|---|---|
| 前庭 | からだの傾き | 耳石のずれ |
| 半規管 | からだの回転 | リンパの動き |
たとえば、目を閉じていてもエレベーターが動き出したことや、体が前に傾いたことがわかります。前庭の耳石が重力や加速度でずれて下の感覚毛を刺激し、傾きの情報が脳へ届くからです。
試験では 「前庭=耳石・傾き」「半規管=リンパ・回転」という対応が頻出です。