静止電位 とは、 興奮していない状態の ニューロン の膜電位で、 内側が外側に対して約 −70 mV低い状態。 Na⁺ ポンプで Na⁺ を細胞外へ・K⁺ を細胞内へ運び、 さらに K⁺ チャネルが一部開いて K⁺ が流出することで維持されます。 ここから一時的に逆転する現象が活動電位。
| 状態 | 膜電位 | 主因 |
|---|---|---|
| 静止電位 | 約 −70 mV | Na⁺ ポンプ・K⁺ の流出 |
| 活動電位 | 約 +30 mV | Na⁺ の流入 |
たとえば、イカの太い神経に微小電極をさしこんで測ると、興奮していないときは細胞内が外側に対して約 −70 mV を示します。刺激が届くと Na⁺ が流れこみ、この値が一気にプラス側へ逆転します。
試験では 「静止電位は内側がマイナス(約 −70 mV)」という値と、Na⁺ ポンプが ATP を使って維持する点が問われます。活動電位の出発点となる状態です。