跳躍伝導 とは、 有髄神経 で活動電位が 髄鞘を飛び越え、 ランビエ絞輪だけで起こる形で飛び飛びに伝わる現象。 無髄神経が連続的に伝わるのに対し、 跳躍伝導は 伝導速度が数十倍速い (有髄約 100 m/s vs 無髄約 1 m/s) という利点があります。
| 神経 | 伝わり方 | 速さ(目安) |
|---|---|---|
| 有髄神経 | 跳躍伝導(飛び飛び) | 約 100 m/s |
| 無髄神経 | 連続的 | 約 1 m/s |
たとえば、熱いやかんに触れて手を引っこめる反射では、有髄神経が約 100 m/s で信号を運びます。無髄神経の約 1 m/s よりずっと速いのは、髄鞘に覆われた部分を飛ばし、ランビエ絞輪だけで興奮が起こるためです。
試験では 「跳躍伝導は有髄神経で起こり、無髄神経より速い」点が問われます。髄鞘の絶縁とランビエ絞輪の存在が前提である点を押さえます。