ジャイアント・インパクト説とは、約 45 億年前、原始地球に火星サイズの天体が衝突し、飛散した破片が集まって月ができたとする説です。
| 証拠 | 説明 |
|---|---|
| 月の平均密度が地球マントルに近い | 月は地球のマントル物質からできた |
| 月の鉄の核が小さい | 重い鉄は地球に残り、軽い物質が月になった |
| 月と地球の酸素同位体比が似る | 同じ材料からできた |
衝突で飛び散った地球のマントル物質などが地球を回る輪になり、それが集まって月ができた、という説明です。さまざまな観測事実をうまく説明できるため、現在最も有力視されています。
たとえば、月から持ち帰られた岩石を調べると、平均密度も酸素同位体比も地球のマントルによく似ています。月がよそでできた天体を地球が捕まえたものだとすると似すぎており、地球の一部が飛び散って集まったと考えると自然に説明がつきます。
試験では 「火星サイズの天体の衝突→破片から月誕生」という説の内容と、月の密度が地球マントルに近いという証拠が問われます。