「四民平等」 は 明治政府が進めた、 江戸時代 の身分制 (士・農・工・商) をなくし、 すべての国民を平等に扱うとした政策 です。
| 江戸時代 | 明治のあと | |
|---|---|---|
| 身分 | 武士・百姓・町人など | 平民 (皇族・華族を除く) |
| 名字 | 武士のみ | だれでも名のれる |
| 住む場所・仕事 | 決められていた | 自由に選べる |
これにより、 名字を名のる・住む場所を選ぶ・仕事を変えるなどの自由が認められました。 ただし、 制度が変わっても人々の意識には差別が残り、 完全になくすには長い時間がかかりました。
ポイント 「身分制をなくす」 が中心。 ただし 「差別がすぐになくなったわけではない」 ことも大切な学習点です。
四民平等は、明治政府が進めた、江戸時代の身分制をなくして人々を平等に扱う方針です。これにより、職業や住む場所、結婚、苗字(名字)を名乗ることなどが自由になりました。
| 江戸時代の身分 | 明治の呼び方 |
|---|---|
| 天皇の一族 | 皇族 |
| 公家・大名 | 華族 |
| 武士 | 士族 |
| 農工商 | 平民 |
たとえば平民も苗字を名乗り、好きな職業に就けるようになりました。ただし制度上は平等とされても、旧「えた・ひにん」とされた人々への差別は社会に根強く残り、その解消をめざす運動は後の時代まで続きました。
注意 法律の上では平等になったが、現実の差別がすぐになくなったわけではない。形だけの平等だった点が問われることがある。