用語集
ES細胞いーえすさいぼう
受精卵 (胚盤胞) から取り出した、 多能性 を 持つ 細胞。 倫理的問題 が ある ため iPS が 注目 された。
理科
ES細胞(胚性幹細胞)とは、受精後数日の胚(胚盤胞)の内部から取り出した、体を構成するあらゆる細胞へ分化できる多能性幹細胞です。1981 年にマウス、1998 年にヒトで樹立されました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 由来 | 胚盤胞の内部細胞塊 |
| 能力 | あらゆる細胞へ分化できる多能性 |
| 課題 | 取り出すときに胚を壊す倫理的問題 |
| 課題 | 他人由来のため移植で拒絶反応が起こりうる |
治療への応用可能性は高いものの、将来ヒトになりうる胚を壊して作る点が倫理的に問題視されました。この問題を回避できる細胞として、体細胞から作れるiPS細胞が開発され、ともに再生医療の柱となっています。
試験では 「胚盤胞から取り出す多能性幹細胞」という定義と、胚を壊す倫理的問題が問われます。iPS 細胞が登場した背景としてセットで覚えましょう。