用語集
デザイナーベビーでざいなーべびー
親が子の遺伝的特徴 (容姿・能力等) をゲノム編集で意図的 に 選択・改変 する 構想。 倫理的 に 重大 な 問題。
理科
デザイナーベビーとは、親がゲノム編集によって子の遺伝的特徴(容姿・能力・体質など)を意図的に改変して生む子のことを指す構想です。受精卵や生殖細胞の段階で編集するため、変更が子孫へ受け継がれる点が大きな問題になります。
| 編集の対象 | 影響範囲 | 倫理的な扱い |
|---|---|---|
| 体細胞 | 本人のみ・遺伝しない | 治療として一定の許容 |
| 生殖細胞・受精卵 | 子孫へ受け継がれる | 大多数の国で禁止 |
2018 年に中国の研究者が CRISPR でヒト受精卵を編集し双子を誕生させた事件は、国際的な非難を浴びました。安全性が確立していないうえ、「望ましい性質」を選ぶことが新たな差別や格差を生む懸念があり、生命倫理(ELSI)の中心的な論点となっています。
試験では 「生殖細胞・受精卵の編集は子孫へ遺伝するため重大な倫理問題になる」点が問われます。体細胞の治療的な編集と区別して理解しましょう。