ヤスパース (K. Jaspers, 1883-1969) は、 ドイツの哲学者で、 有神論的実存主義を展開しました。
| キーワード | 内容 |
|---|---|
| 限界状況 | 死・苦しみ・闘争・罪責等、 避けえない状況 |
| 意義 | 限界状況でこそ真の実存が開ける |
| 超越者 (包括者) | そこで出会うもの |
限界状況が特別なのは、努力や工夫で乗り越えられる困難ではない点です。誰かに代わってもらうこともできないからこそ、その場で人は自分の生き方の根本と向き合わされる、というのがヤスパースの見立てです。たとえば、治療の手立てがない病を告げられたとき、人は日常の目標を並べ替えるのではなく、自分が何によって支えられているのかを問い直すことになります。
試験では 限界状況 の 4 つ (死・苦しみ・闘争・罪責) と、 そこで 超越者 と出会う点が問われます。