用語集
数値予報すうちよほう
コンピュータ で 大気 の 物理法則 を 計算 し て、 将来 の 天気 を 予測 す る 方法。
理科
数値予報とは、大気の状態を表す**物理法則(運動・熱・水蒸気などの式)**をスーパーコンピュータで計算し、将来の大気の状態を予測する方法です。現代の天気予報を支える基幹技術です。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1. 観測 | アメダス・気象衛星・高層観測などで現在の大気を測る |
| 2. 初期値づくり | 観測データから計算開始時の大気の状態を作る |
| 3. 計算 | 物理法則の式を時間ごとに解いて将来の状態を求める |
| 4. 予報 | 計算結果をもとに天気予報や警報を発表する |
たとえば大気を細かい格子(グリッド)に区切り、各点の気温・気圧・風・水蒸気を物理法則にしたがって少しずつ先の時刻へ計算していきます。格子を細かくし計算精度を上げるほど予報は正確になりますが、それだけ大きな計算能力が必要になります。
試験では 数値予報が「物理法則を用いた計算による予測」であること、観測値を初期条件として将来を計算する流れが問われます。初期値のわずかな誤差が時間とともに拡大するため、先の予報ほど不確実になる点も押さえましょう。