高層雲(こうそううん・おぼろ雲)とは、対流圏の中層(高度約 2〜7 km)にできる、灰色がかって空一面をおおう雲です。雲ごしに太陽がおぼろに見えます。
| 雲のできる高さ | 例 |
|---|---|
| 上層 | 巻雲 |
| 中層 | 高層雲・高積雲 |
| 下層 | 乱層雲・層雲 |
温暖前線が近づくと、巻雲の次に高層雲が広がり、さらに低く厚い乱層雲に変わって雨になります。雲の厚みと高さの変化が、天気の移り変わりを知る手がかりになります。
たとえば、灰色がかった雲が空一面に広がり、太陽がすりガラスごしのようにぼんやり見えたら高層雲です。温暖前線が近づいたしるしで、やがて雲は低く厚い乱層雲に変わり、しとしとと長い雨が降り始めます。
試験では 雲の高さによる分類(上層=巻雲、中層=高層雲、下層=乱層雲・層雲)が問われます。温暖前線の接近で巻雲→高層雲→乱層雲と変化する流れを押さえましょう。