用語集
書き下し文かきくだしぶん
漢文 を 訓読 の 順 に 並べ替え、 日本語 と し て 書き表 し た 文。
国語
書き下し文とは、漢文を訓読の順に並べ替え、日本語の文として書き表したものです。漢文の答案で「書き下せ」とあれば、この形で答えます。次の3つのルールを守ります。
| ルール | 例 |
|---|---|
| 送り仮名は歴史的仮名遣い | 習フ → 習ふ/思ヒ → 思ひ |
| 助詞・助動詞の漢字はひらがなに | 而 → て/也 → なり |
| 返り点の順に並べ直す | 学而時習レ之 → 学びて時に之を習ふ |
たとえば『論語』学而第一「学而時習之」は、「学びて時に之を習ふ」と書き下します。注意点は、名詞や動詞の語幹など本体の漢字はそのまま残し、文法を担う部分だけをかなに直すこと。読まない文字(置き字)は書きません。
試験では 「書き下し文に直せ」は記述の定番。助詞・助動詞をひらがなに開いたか、歴史的仮名遣いになっているか、返り点どおりの順かの三点で減点されやすい。