英単語 英検1級
quiddity
クィディティ/ˈkwɪdɪti/名詞
意味
- 1本質、何であるかという性質スコラ哲学で「それは何であるか(whatness)」という、あるものの種としての本質を指す。
- 2(やや古風)ささいな区別、詭弁重箱の隅をつつくような細かい論点・へ理屈。文学的でやや古い用法。
例文
The treatise probes the quiddity of justice, asking what justice essentially is.
その論考は正義の本質を探り、正義とは本来何であるかを問う。
He lost the argument in a tangle of legal quiddities.
彼は法律上の細かい詭弁のもつれの中で議論に負けた。
よく使う形・コロケーション
| 形 | 意味 |
|---|---|
| the quiddity of a thing | 事物の本質 |
| quiddity and haecceity | 本質と個体性 |
| legal quiddities | 法律上の詭弁 |
類義語
essencewhatnessessentiality
反意語
ニュアンス・使い分け
quiddity はラテン語 quid(何)由来で「何であるか=whatness」、すなわち種に共通する本質を指し、「このもの性=thisness」を指す haecceity の対概念をなす点が核。本質 essence とほぼ同義だが、より中世スコラ哲学の術語色が濃い。第二義の「ささいな詭弁」はシェイクスピアらにも見える古風な用法で、文脈で見分ける。哲学では haecceity と必ず対で覚える。
語源・由来
ラテン語 quidditas(quid = 何)から。「何であるか(ということ)」が原義で、スコラ哲学の術語。