英単語 英検1級
noumenon
ヌーメノン/ˈnuːmɪnɒn/名詞
意味
- 1物自体、本体(認識を超えた、それ自体としての実在)カント哲学で、感覚に現れる現象(phenomenon)の背後にあり、人間には認識できない実在を指す。
例文
For Kant the noumenon can be thought but never known.
カントにとって物自体は、考えることはできても決して認識できない。
We grasp only appearances, never the noumenon behind them.
私たちは現れだけを捉え、その背後の物自体は決して捉えられない。
よく使う形・コロケーション
| 形 | 意味 |
|---|---|
| the noumenon behind appearances | 現象の背後の物自体 |
| thing-in-itself as noumenon | 物自体としての本体 |
| Kant's noumenon | カントの物自体 |
類義語
thing-in-itself
反意語
ニュアンス・使い分け
noumenon はカント哲学の専門語で、感覚に立ち現れる現象 phenomenon の対概念。両者は語形が似て対をなすので必ずセットで覚える。複数形は noumena(phenomena と同型)。英語の thing-in-itself(ドイツ語 Ding an sich の訳)とほぼ同義に使われる。日常では用いず、もっぱら認識論・形而上学の文脈に限られる硬い語。
語源・由来
ギリシャ語 nooumenon(noein = 思考する、nous = 知性)から。「思考されるもの」が原義で、感覚されるものに対比される。