英単語 英検準1級 英検1級
casuistry
キャジュイストリー/ˈkæʒuɪstri/名詞
意味
- 1(個別事例に道徳・法の一般原則を当てはめる)決疑論、事例倫理学本来は中立的な倫理学の方法を指す。
- 2(一般には)巧妙だが不誠実な論法、こじつけ、屁理屈現代では否定的にこちらの意で使うことが多い。
例文
He defended his broken promise with clever casuistry that fooled no one.
彼は破った約束を、誰もだまされないような巧妙なこじつけで弁護した。
Medieval casuistry tried to resolve hard moral cases by reasoning from established rules.
中世の決疑論は、確立された規則から推論して難しい道徳的事例を解決しようとした。
よく使う形・コロケーション
- clever casuistry(巧妙なこじつけ)
- moral casuistry(道徳的決疑論)
- resort to casuistry(屁理屈に訴える)
類義語
sophistryquibblingrationalization
反意語
candorhonesty
ニュアンス・使い分け
casuistry は二面性のある語。学術的には「個々の難しい事例に倫理原則を当てはめる正当な方法(決疑論)」を指すが、日常では「もっともらしい理屈で良心の呵責をごまかすこと=詭弁」という軽蔑的な意味で使うことが多い。sophistry が「論理そのものの欺瞞」を指すのに対し、casuistry は特に「道徳・良心の問題でこじつける」点に焦点がある。casuist は決疑論者。
語源・由来
ラテン語 casus(場合・事例。英語 case の語源)+ -istry から。「個々の事例を扱う術」が原義。
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関連語
casuistsophistry