メインコンテンツへスキップ
英単語えいたんご 英検えいけん準じゅん1級きゅう

antinomy

アンティノミー/ænˈtɪnəmi/名詞めいし

意味いみ

  1. 1
    二律背反にりつはいはん、アンチノミーどちらも等ひとしく合理ごうり的てきな論証ろんしょうで支ささえられているのに、結論けつろんが互たがいに矛盾むじゅんしてしまう一いち対たいの命題めいだい。

例文れいぶん

  • Kant described an antinomy in which reason can prove both that the world has a beginning and that it does not.

    カントは、世界せかいに始はじまりがあることも、ないことも理性りせいが証明しょうめいできてしまう二律背反にりつはいはんを論ろんじた。

  • The debate ran into an antinomy where each side's logic seemed flawless.

    その議論ぎろんは、双方そうほうの論理ろんりがどちらも完璧かんぺきに見みえる二律背反にりつはいはんに行いき着ついた。

よく使つかう形かたち・コロケーション

形かたち意味いみ
a Kantian antinomyカント的てき二律背反にりつはいはん
fall into an antinomy二律背反にりつはいはんに陥おちいる
resolve an antinomy二律背反にりつはいはんを解消かいしょうする

類義語るいぎご

ニュアンス・使つかい分わけ

カントの『純粋じゅんすい理性りせい批判ひはん』で有名ゆうめいな専門せんもん語ごで、「理性りせいが自みずからの限界げんかいを超こえて使つかわれると矛盾むじゅんする結論けつろんを生うむ」事態じたいを指さす。一般いっぱん語ごの paradox(逆説ぎゃくせつ)と近ちかいが、antinomy は特とくに「二ふたつの主張しゅちょうがそれぞれ妥当だとうに論証ろんしょうできるのに両立りょうりつしない」という対立たいりつ構造こうぞうが核かくで、より厳密げんみつ・専門せんもん的てき。複数ふくすう形けいは antinomies。語かたりの中心ちゅうしん nomos(法ほう・原理げんり)が二ふたつ衝突しょうとつするイメージで、dilemma(板挟いたばさみ)とも違ちがい「論理ろんり的てき命題めいだいどうしの背反はいはん」を指さす。

語源ごげん・由来ゆらい

ギリシャ語ご antinomia(anti = 反対はんたい + nomos = 法ほう・原理げんり)から。「法ほう(原理げんり)どうしの対立たいりつ」が原義げんぎ。

この語ごを学まなべるコンテンツ