二宮尊徳 (二宮金次郎、 1787-1856) は、 江戸後期の農政家で、 農村復興に尽力しました。
報徳思想の 4 つの徳目:
| 徳目 | 内容 |
|---|---|
| 至誠 | 真心を尽くす |
| 勤労 | よく働く |
| 分度 | 収入に応じた分を 弁 える |
| 推譲 | 余りを他者・将来に譲る |
「たらいの水」 (人に譲れば自分に返る) の譬えで知られます。
尊徳の思想は、勤勉に働けと励ますだけでは終わりません。収入に見合った暮らしの限度を先に定め、そこで残った分を人や次の世代に回すという手順まで示したところに特徴があります。たとえば、収穫が多い年に暮らし向きを一気に広げてしまえば、不作の年に立ち行かなくなる。あらかじめ限度を決めて余りを蓄え譲るのが、荒れた村を立て直す実際の方法でした。
試験では 報徳思想の 4 徳目 (至誠・勤労・分度・推譲) が問われます。