用語集
啓蒙けいもう
理性によって無知や迷信から人々を解放する 18 世紀ヨーロッパの思想運動。 enlightenment の訳語。
国語
啓蒙(enlightenment)とは、理性によって無知・迷信・宗教的権威から人々を解放しようとする思想運動のことです。18世紀ヨーロッパで隆盛しました。
| 啓蒙が乗り越えようとしたもの | 啓蒙が掲げた価値 |
|---|---|
| 迷信・偏見 | 理性・科学的な知 |
| 宗教的・身分的権威 | 個人の自由・平等 |
| 「昔からそうだ」という慣習 | 自分の頭で考えること |
「光(明かり)で暗闇を照らす」という語感のとおり、人々を「理性の光」で目覚めさせようとしました。近代社会・科学・民主主義の基盤を築いた運動です。
ポイント 一方で20世紀以降、「理性による解放」が逆に新たな支配や画一化を生んだ、という啓蒙の暴力性への批判(ポストモダンの議論)も評論で頻出します。光の面と影の面を両方押さえましょう。