英単語 英検1級
theodicy
セオディシー/θiːˈɒdɪsi/名詞
意味
- 1神義論、弁神論全能で善なる神が、なぜ世界に悪や苦しみを許すのかを説明し、神の正しさを弁護しようとする神学・哲学の議論。
例文
Any theodicy must explain why a loving God allows children to suffer.
いかなる神義論も、愛なる神がなぜ子どもの苦しみを許すのかを説明しなければならない。
The book offers a theodicy in which evil is the price of human freedom.
その本は、悪は人間の自由の代償だとする神義論を提示する。
よく使う形・コロケーション
- construct a theodicy(神義論を組み立てる)
- the problem of evil(悪の問題)
- a free-will theodicy(自由意志に基づく神義論)
ニュアンス・使い分け
theodicy は「悪の問題(the problem of evil)」、すなわち善で全能の神となぜ世界に悪があるのかという矛盾に答えようとする議論を指す専門語。ライプニッツの造語で「この世は可能な最善の世界だ」という主張で有名。神の存在証明(cosmological argument など)とは別で、あくまで「悪と神の両立」の弁護に焦点がある点が核。発音は théo を「セオ」、ハイフン無しの一語で、形容詞 theological(神学的な)と混同しないこと。
語源・由来
ギリシャ語 theos(神)+ dikē(正義・裁き)から。ライプニッツが1710年に造語した「神の正しさを弁護する論」の意。