英単語 英検準1級
quietism
クワイエティズム/ˈkwaɪətɪzəm/名詞
意味
- 1静寂主義(神への受動的な没入を説く宗教思想)意志を捨て、心を静めて神にすべてをゆだねることを重んじる17世紀のキリスト教神秘思想。
- 2受動的服従、無抵抗の態度社会の不正などに対して能動的に行動せず、静かに受け入れてしまう態度。多く批判的に用いる。
例文
Critics accused the movement of a quietism that left injustice unchallenged.
批評家たちは、その運動が不正を問わずに放置する静寂主義だと非難した。
His philosophy slid into a kind of quietism, urging acceptance rather than action.
彼の哲学は一種の静寂主義へと滑り込み、行動よりも受容を説いた。
よく使う形・コロケーション
- a kind of quietism(一種の静寂主義)
- political quietism(政治的な無関与)
- lapse into quietism(静寂主義に陥る)
類義語
passivityresignation
反意語
activismengagement
ニュアンス・使い分け
本来は17世紀の宗教思想(モリノスらの静寂主義)を指す固有の用語だが、転じて「社会や政治に能動的に関わらず静かに受け入れてしまう態度」を批判的に表す。activism(積極的な行動主義)の対極で、resignation(諦め)に近いが、quietism は「あえて行動しない」という思想的姿勢の含みが強い。語の中心は quiet(静かな)+ -ism で、stoicism(ストア哲学・冷静な忍耐)とは別概念なので混同注意。
語源・由来
ラテン語 quietus(静かな・休んだ、quies = 静けさ)+ -ism から。「静けさを旨とする主義」を表す。