用語集
鴻門の会こうもんのかい
前 206 年、項羽が鴻門で劉邦を宴に招き殺そうとした故事。『史記』項羽本紀の名場面。
国語
鴻門の会は、項羽が鴻門で劉邦を宴に招き、殺そうとした故事です。出典は『史記』項羽本紀で、漢文の名場面の定番です。
| 登場人物 | 立場・役割 |
|---|---|
| 項羽 | 楚の覇者。宴の主催者 |
| 劉邦 | 漢の王。狙われる側 |
| 范増(はんぞう) | 項羽の参謀。劉邦暗殺を画策 |
| 項荘(こうそう) | 剣舞を装い劉邦を狙う |
| 樊噲(はんかい) | 劉邦の臣。宴に闖入して主君を守る |
范増の計略で項荘が剣舞を装って劉邦を狙いますが、項伯がこれを防ぎ、さらに樊噲が宴席に踏み込んで主君をかばい、劉邦はからくも脱出します。この機会に劉邦を討たなかったことが、のちの項羽敗北の一因とされます。
試験では 登場人物の立場と動き(誰が劉邦を狙い、誰が守ったか)の把握が問われる。「鴻門の会で劉邦を逃したことが項羽の敗因」という結末も重要。