長恨歌は、唐の詩人白居易(はくきょい)が、玄宗皇帝と楊貴妃(ようきひ)の悲恋を詠んだ長編の叙事詩です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | 白居易(白楽天、772〜846) |
| 形式 | 七言を主とする長編の歌(全120句) |
| 題材 | 玄宗と楊貴妃の愛と死別 |
| 主題 | 尽きることのない恨み(悲しみ) |
玄宗皇帝が楊貴妃を寵愛するあまり政治を怠り、安史の乱を招きます。逃避行の途中、楊貴妃は兵に迫られて命を絶ち、皇帝は深い悲しみに沈みます。題名の「長恨」は「いつまでも尽きない悲しみ」の意で、「天長地久時有り尽くるも、此の恨み綿綿として絶ゆる期無からん」の結びで知られます。日本でも『源氏物語』など古典文学に大きな影響を与えました。
試験では 「長恨歌=白居易・玄宗と楊貴妃の悲恋を詠んだ長編詩」が基本。「長恨=尽きない悲しみ」という題名の意味、日本文学への影響もあわせて押さえる。