ハブ(リピータハブ)は、受信した信号を、つながっている全ポートにそのまま転送する単純な集線装置です。OSI 参照モデルの物理層(第 1 層)で動作し、データの中身(宛先)は見ません。
| 項目 | ハブ | スイッチ |
|---|---|---|
| 動作する層 | 第 1 層 | 第 2 層 |
| 送り先 | 全ポートに流す | 宛先ポートのみ |
| 衝突 | 起きやすい | 起きにくい |
全機器に信号を流すため通信の衝突が起きやすく、効率が悪くなります。そのため現在は宛先だけに送るスイッチが主流で、ハブはほとんど使われません。
たとえば同じ 8 台の構成をハブで組むと、PC1 が送ったデータが残り 7 台すべてに届いてしまいます。さらに別の PC が同時に送信するとデータどうしがぶつかり、再送が発生して実効速度が落ちます。
試験では ハブが「信号を全ポートに流す第 1 層機器」で、スイッチとの違い(送り先・層)が問われます。