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中学 1 年では 「I want a book.」 (本がほしい) のように 名詞 を目的語 に取る文を学びました。 第 4 章では、 「I want to read a book.」 (本を読みたい) のように、 動詞を名詞のように使う 表現を学びます。
英語では 「to + 動詞の原形」 という形で、 動詞を名詞・形容詞・副詞のように使うことができます。 これを 不定詞 と呼びます。
不定詞には 3 つの用法 があり、 それぞれ訳し方がちがいます。
ポイント: 不定詞は 形がどの用法でも to + 動詞の原形 で同じ。 「訳し方 で用法を見分ける」 のが中 2 学習のカギ。
to + 動詞の原形
| 例 | 解説 |
|---|---|
| to play soccer | サッカーをする (こと / ため / の) |
| to read a book | 本を読む (こと / ため / の) |
| to go to school | 学校 へ行く (こと / ため / の) |
| to be a teacher | 先生 になる (こと / ため / の) |
| 主語 | 例 |
|---|---|
| I want to play tennis. | わたしはテニスをしたい。 |
| She wants to play tennis. | 彼女 はテニスをしたい。 (×wants to plays) |
| He wanted to play tennis. | 彼はテニスをしたかった。 (×wanted to played) |
不定詞が 名詞のように働き、 文の 主語・目的語・補語 になる用法です。
「~ することを ...」 と訳します。 動詞 want / like / try / start / begin / hope / decide などとセットで多く使われます。
| 英文 | 日本語訳 |
|---|---|
| I want to play tennis. | わたしはテニスを すること がしたい (= テニスをしたい)。 |
| She likes to read books. | 彼女 は本を 読むこと が好き。 |
| He started to study English. | 彼は英語を 勉強 すること を始めた。 |
| We hope to win the game. | わたしたちは試合 に 勝つこと を望んでいる。 |
| I decided to become a doctor. | わたしは医者 に なること を決めた。 |
文頭に来て 「~ することは ...」 の意味。
| 英文 | 日本語訳 |
|---|---|
| To study English is fun. | 英語を 勉強 することは 楽しい。 |
| To play the piano is difficult. | ピアノを 弾くことは 難しい。 |
大事: 主語が不定詞だと文が長くなるので、 ふつうは 形式主語 it を使って 「It is ... to do」 と表す。 例: It is fun to study English. (英語を勉強 することは楽しい)。
be 動詞の後ろで 「~ することである」 と説明する。
| 英文 | 日本語訳 |
|---|---|
| My dream is to be a doctor. | わたしの夢は医者 に なること です。 |
| His goal is to win the match. | 彼の目標 は試合 に 勝つこと です。 |
不定詞が 名詞を後ろから修飾 し、 「~ するための」 「~ するべき」 の意味を表します。
名詞 + to + 動詞の原形
日本語と順番が反対 なので、 慣れるには練習 が必要。
| 英文 | 日本語訳 |
|---|---|
| I have a lot of homework to do. | わたしには やるべき 宿題 がたくさんある。 |
| Give me something to drink. | 飲 むもの をください。 |
| He has no time to play. | 彼には 遊ぶ 時間 がない。 |
| There are many places to visit in Kyoto. | 京都には 訪れるべき 場所 がたくさんある。 |
| Do you have anything to eat? | 何か 食べるもの を持っていますか。 |
「something to do」 「anything to eat」 の形はとくによく出ます。
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| something to drink | 何か飲むもの |
| something to eat | 何か食べるもの |
| something to do | 何かすること |
| nothing to do | することが何もない |
| anything to read | 何か読むもの |
ポイント: something / anything / nothing は形容詞 + to do の順番 で修飾 する。 例: something cold to drink (何か冷たい飲み物)。
不定詞が 動詞や形容詞を修飾 し、 主に 「目的」 「感情 の原因」 を表します。
動作の 目的 を説明 する。
| 英文 | 日本語訳 |
|---|---|
| I went to the library to study English. | わたしは英語を 勉強 するために 図書館 へ行った。 |
| She came here to see me. | 彼女 はわたしに 会うために ここへ来た。 |
| He got up early to catch the train. | 彼は列車 に 間に合うために 早く起きた。 |
| We use a knife to cut vegetables. | わたしたちは野菜 を 切るために ナイフを使う。 |
形容詞 (happy、 sad、 surprised、 glad など) の 後ろ につけ、 「~ して」 と理由を表す。
| 英文 | 日本語訳 |
|---|---|
| I am happy to see you. | あなたに 会えて うれしい。 |
| She was glad to hear the news. | 彼女 はその知らせを 聞いて 喜んだ。 |
| He was surprised to find the truth. | 彼は真実 を 見つけて 驚いた。 |
| We were sad to leave the school. | わたしたちは学校 を 去って 悲しかった。 |
中 2 では軽く触れる程度 で OK。 例: He grew up to be a doctor. (彼は成長 して医者 になった)。
不定詞は 形が同じ なので、 訳して意味が通るか で用法を判断 します。
| 用法 | 訳し方 | 文中の役割 |
|---|---|---|
| 名詞用法 | ~ すること | 主語・目的語・補語 (= 名詞) |
| 形容詞用法 | ~ するための・~ するべき | 名詞を後ろから修飾 |
| 副詞用法 | ~ するために・~ して | 動詞・形容詞を修飾 |
| 文 | 用法 | 訳 |
|---|---|---|
| I like to read books. | 名詞 | わたしは本を読む こと が好き。 |
| I have a book to read. | 形容詞 | わたしには読む べき 本がある。 |
| I went to the store to buy a book. | 副詞 (目的) | わたしは本を買う ために 店へ行った。 |
| I am happy to read this book. | 副詞 (感情) | わたしはこの本を読ん で うれしい。 |
大事: 「前に名詞があれば形容詞用法」、 「前に感情 の形容詞があれば副詞用法 (感情)」、 「それ以外 の動作を説明していれば副詞用法 (目的)」 と段階的に見ていく。
| 動詞 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| want to | ~ したい | I want to play. |
| like to | ~ するのが好き | She likes to sing. |
| try to | ~ しようとする | He tried to swim. |
| start to / begin to | ~ し始める | It started to rain. |
| hope to | ~ を望む | We hope to win. |
| decide to | ~ を決める | I decided to study English. |
| need to | ~ する必要 がある | You need to study. |
| plan to | ~ する計画 | They plan to visit Tokyo. |
ポイント: これらの動詞 + to + 動詞の原形は中 2 で一番 よく出るパターン。 上のリストの動詞を覚えると不定詞がぐんと使えるようになる。
| ✗ NG | ○ OK | 解説 |
|---|---|---|
| I want to plays tennis. | I want to play tennis. | to の後ろは動詞の原形 |
| She wants to playing tennis. | She wants to play tennis. | to の後ろは原形 (ing ではない) |
| I went to the park for play. | I went to the park to play. | 「~ するために」 は to + 原形 (中 2 では for + V-ing は学習 しない) |
| I am happy see you. | I am happy to see you. | to が必要 |
| He has a book read. | He has a book to read. | to が必要 |
大事: 第 5 章で学ぶ 動名詞 (V-ing) は、 不定詞の名詞用法と「~ すること」 で訳が同じなので比較 されることが多い。 第 4 章と第 5 章をセットで押さえると中 2 英語の大きな山 を越えられます。