用語集
使役形しえきけい
「使・令・教・遣」等を用いて「〜させる」を表す構文。書き下しでは「〜をして…しむ」。
国語
使役形は、「使・令・教・遣」等を用いて「(人を)〜させる」を表す漢文構文です。定型は「使 A B」=「A をして B(せ)しむ」(A に B させる)です。
| 使役の字 | 読み | 例(書き下し)/訳 |
|---|---|---|
| 使 | 〜をして…しむ | 使民敬 → 民をして敬はしむ/民を敬わせる |
| 令 | 〜をして…しむ | 令人喜 → 人をして喜ばしむ |
| 教 | 〜をして…しむ | 教子読書 → 子をして書を読ましむ |
| 遣 | 〜をして…しむ | 遣使行 → 使ひをして行かしむ |
ポイントは、A(〜をして)が動作をさせられる相手、B(…しむ)がさせる動作にあたることです。「命」は「命じて〜させる」と訳す場合が多くなります。
試験では 「使 A B」の形を見たら「A をして B しむ」と訳す型を即答できるように。使役の助動詞「しむ」をひらがなで送れているかも書き下しの採点点。