用語集
須(すべからく〜べし)すべからくべし
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再読文字「須」。「ぜひとも〜する必要がある」必要・義務。読み「すべからク〜べシ」。
須は、「ぜひとも〜する必要がある」必要・義務を表す再読文字です。読み方は「すべからク〜べシ」で、1回目を副詞「須らく」、2回目を助動詞「べし」と二度読みします。
| 訓読文 | 書き下し | 訳 |
|---|---|---|
| 須レ学 | 須らく学ぶべし | ぜひとも学ばねばならない |
| 須レ努 | 須らく努むべし | ぜひとも努力すべきだ |
注意したいのは、「すべからく」は「すべて」とは意味が違うことです。原義は「必ず(〜する必要があって)」で、「全部」の意ではありません。誤用が多い語として、入試でも訳語の正確さが問われます。
たとえば「須らく師に問ふべし」は「ぜひとも先生に尋ねる必要がある」という意味で、「すべて先生に尋ねよ」ではありません。「すべからく」を「すべて」と取りちがえないことが、訳の分かれ目です。
注意 「すべからく〜べし」を「すべて〜だ」と訳すのは典型的な誤り。「ぜひとも〜する必要がある」が正しい訳。「べし」で結ぶこととセットで覚える。