用語集
猶(なほ〜のごとし)なほのごとし
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再読文字「猶」。「ちょうど〜のようだ」比喩。読み「なホ〜ノごとシ」。
猶は、「ちょうど〜のようだ」という比喩を表す再読文字です。読み方は「なホ〜ノごとシ」で、1回目を副詞「猶ほ」、2回目を「ごとし」と二度読みします。
| 訓読文 | 書き下し | 訳 |
|---|---|---|
| 猶レ魚之有レ水 | 猶ほ魚の水有るがごとし | ちょうど魚に水があるようだ |
代表例は『論語』の「過ぎたるは猶ほ及ばざるがごとし」で、「やり過ぎは、ちょうど足りないのと同じようによくない」という意味です。比喩を用いた名言に多く現れる構文で、上の字を「猶ほ」、結びを「ごとし」で受ける形を覚えます。
たとえば「光陰は猶ほ流水のごとし」と言えば、「時の流れは、ちょうど流れる水のようだ」と訳します。上の字を「猶ほ」と読み、結びを「ごとし」で受ける形が、比喩であることの合図になります。
試験では 「猶」は「ちょうど〜のようだ」という比喩。書き下しで「猶ほ…ごとし」と二度読みできるか、訳で比喩のニュアンスを出せるかが問われる。