用語集
未(いまだ〜ず)いまだず
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再読文字「未」。「まだ〜していない」の意。1 回目「いまダ」、2 回目「ず」と読む打消。
未は、再読文字の代表で、「まだ〜していない」の意を表します。読み方は「いまダ〜ず」で、1回目を副詞「未だ」、2回目を打消の助動詞「ず」と二度読みします。
| 訓読文 | 書き下し | 訳 |
|---|---|---|
| 未レ知 | 未だ知らず | まだ知らない |
| 未二嘗敗一 | 未だ嘗て敗れず | これまで一度も負けていない |
「未だ嘗て〜ず」は「いまだかつて〜したことがない」という完全否定の定型で、特に頻出します。論語や史記によく出てくるため、否定形と並んで漢文の必出事項です。
たとえば『論語』の「未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん」は、「まだ生も分からないのに、どうして死が分かろうか」という意味です。一回目を副詞「未だ」、下を読み終えてから二回目を打消の「ず」と読みます。
試験では 「未」を二度読みできているか(書き下しで「未だ…ず」になっているか)が定番の採点点。打消の「ず」をひらがなで送れているかも確認される。