用語集
甲乙点こうおつてん
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上下点よりさらに外側で返ることを示す返り点。甲 → 乙 → 丙の順。
甲乙点は、上下点ですでに返った範囲の、さらに外側で返る場合に用いる返り点です。甲 → 乙 → 丙の順で返ります。
| 内側から外側へ | 返り点 |
|---|---|
| 1段目 | レ点・一二点 |
| 2段目 | 上下点 |
| 3段目 | 甲乙点 |
| 4段目 | 天地点(天→地→人) |
返り点は内側ほど小さく、外側ほど大きい記号を使うのが大原則です。甲乙点が登場するのは、一二点・上下点ですでに二重に返ったうえで、なお全体をまとめて返す必要がある長く複雑な文に限られます。
たとえば甲と乙が付いた文では、まず一二点で返る内側のかたまりを読み、次に上下点で返る二段目を読み、最後に甲の字から乙の字へ返ります。内側から外側へ、三重の入れ子を順にほどく形です。
ポイント 返り点の階層は「レ・一二 → 上下 → 甲乙 → 天地」。甲乙点を見たら「三重の入れ子」だと意識し、内側のかたまりから順に処理する。