AAA の行くだりと列れつを入いれ替かえた行列ぎょうれつATA^{T}AT (ま た は A⊤A^{\top}A⊤)。 (AT)ij=aji(A^T)_{ij}=a_{ji}(AT)ij=aji。
【発展はってん】転置てんち行列ぎょうれつ ATA^TAT とは、行列ぎょうれつAAA の行ゆきと列れつを入いれ替かえた行列ぎょうれつのことです。AAA が m×nm\times nm×n なら ATA^TAT は n×mn\times mn×m になり、(AT)ij=aji(A^T)_{ij}=a_{ji}(AT)ij=aji です。
たとえば (123456)\begin{pmatrix}1&2&3\\4&5&6\end{pmatrix}(142536) の転置てんちは (142536)\begin{pmatrix}1&4\\2&5\\3&6\end{pmatrix}123456 で、iii行jjj列の成分せいぶんが jjj行iii列に移うつります。積せきの転置てんちでは順序じゅんじょがひっくり返かえる点てんに注意ちゅういが必要ひつようです。線形せんけい代数だいすうでは、内積ないせきを a⃗Tb⃗\vec{a}^T\vec{b}aTb と書かくなど広ひろく使つかわれます。
ポイント 「行くだりと列れつの入いれ替かえ」が転置てんちの本質ほんしつ。積せきの転置てんちは (AB)T=BTAT(AB)^T=B^T A^T(AB)T=BTAT と順序じゅんじょが反転はんてんする、というのが間違まちがえやすいポイント。