1 次独立(線形独立)とは、ベクトルの組v1,…,vn について、c1v1+⋯+cnvn=0 が成り立つのは c1=⋯=cn=0 のときに限るという性質です。「どのベクトルも他のベクトルの 1 次結合では表せない」ことと同値です。
| 状態 | 関係式c1v1+c2v2=0 の解 |
|---|
| 1 次独立 | c1=c2=0 のみ |
| 1 次従属 | c1,c2 に 0 でない解がある |
たとえば平面で v1=(1,0), v2=(0,1) は 1 次独立ですが、v1=(1,2), v2=(2,4) は一方が他方の 2 倍なので 1 次従属です。1 次独立なベクトルの組が、空間の基底を定める鍵になります。
試験では 「a,b が 1 次独立のとき p=sa+tb の係数s,t は一意に定まる」を使う問題が頻出。係数比較ができる根拠がこの性質。