用語集
期待値の線形性きたいちのせんけいせい
。 独立 で なく て も 成立。
数学
期待値の線形性とは、任意の確率変数 と定数 について が成り立つことです。
| 性質 | 式 | 独立が必要か |
|---|---|---|
| 定数倍・和 | 不要 | |
| 和の期待値 | 不要 | |
| 積の期待値 | 独立なら成立 |
と が独立な確率変数でなくても和の期待値が成り立つのが強力な点で、複雑な確率変数を単純な和に分解して計算できます。二項分布の期待値 もこの性質で簡単に導けます。
ポイント 「和の期待値は独立でなくても成り立つ」が決め手。一方、分散の加法性や積の期待値は独立性が必要なので、期待値だけは別格に扱いやすいと覚えておこう。