用語集
象徴天皇制しょうちょうてんのうせい
天皇 を 日本国 と 日本国民統合 の 象徴 と す る 制度。 政治的権能 は 持 た ず、 国事行為 の み 行 う。
政治・経済
象徴天皇制とは、天皇を「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」(1 条)とする制度です。天皇は政治的権能を持たず、内閣の助言と承認に基づき形式的・儀礼的な国事行為(7 条)のみを行います。
| 比べる軸 | 象徴天皇制(日本国憲法) | 明治憲法の天皇 |
|---|---|---|
| 地位 | 日本国・国民統合の象徴 | 統治権の総攬者 |
| 政治的権能 | 持たない | 主権者として持つ |
| 行為 | 国事行為のみ(内閣の助言と承認) | 統治・統帥 |
たとえば内閣総理大臣の任命や法律の公布などは天皇が行いますが、いずれも内閣の助言と承認に基づく形式的な行為で、天皇自身が政治を動かすことはありません。大日本帝国憲法の統治権者から大きく性格が変わりました。
試験では 「政治的権能を持たず、国事行為のみを内閣の助言と承認に基づき行う」が定番。明治憲法の天皇との違いを押さえましょう。