用語集
選択的透過性せんたくてきとうかせい
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細胞膜が物質の種類によって通しやすさを変える性質。 受動輸送 と 能動輸送 を 使い分ける。 高校生物 の 重要用語。
選択的透過性 とは、 細胞膜 が 物質 の 種類 ごと に 通しやすさ を 変える 性質 です。 小さな 分子 (酸素・水) は 容易 に 通り、 イオン や 大きな 分子 は 専用 の 膜タンパク質 (チャネル・運搬体・ポンプ) を 介して 通ります。 ATP を 使って 濃度勾配 に 逆らう 輸送 が 能動輸送、 使わ ない の が 受動輸送。
| 輸送のしかた | ATP | 移動の向き |
|---|---|---|
| 受動輸送 | 不要 | 濃度の高い→低い |
| 能動輸送 | 必要 | 濃度の低い→高い(逆らう) |
たとえば、赤血球を水に入れると水だけが内部へ入りこんでふくらみ、やがて破れます。膜が水は通すのに、内部のヘモグロビンのような大きなタンパク質は通さない、というこの通しやすさの差が選択的透過性です。
試験では 「能動輸送は ATP を使い濃度勾配に逆らう/受動輸送は ATP 不要で勾配に従う」という対比が頻出です。ナトリウムポンプは能動輸送の代表例です。