用語集
知性的徳と倫理的徳ちせいてきとくとりんりてきとく
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アリストテレスの徳の 2 分類。 知性的徳 = 教育、 倫理的徳 = 習慣で養う。
知性的徳と倫理的徳 は、 アリストテレス が区別した徳の 2 種類です。
| 知性的徳 | 倫理的徳 (性格的徳) | |
|---|---|---|
| 例 | 知恵・思慮 (フロネーシス) | 勇気・節制 |
| 養い方 | 教育・学習 | 習慣 の反復 |
| 関連概念 | 観想 | 中庸 |
倫理 (ethics) の語源は、 習慣を意味するエートスです。
この区別は「徳はどうすれば身につくのか」という問いへの答えです。教えれば足りる徳と、繰り返しの行いによって性格に染み込ませるほかない徳とを分けた点が、知っていれば善を行えるとする考え方との大きな違いになります。たとえば、勇気は本を読んで意味を理解しただけでは身につかず、こわい場面で踏みとどまる経験を重ねてはじめて習慣となり、その人の性格になります。
試験では 「知性的徳 = 教育」 「倫理的徳 = 習慣」 という養い方の違いと、 倫理の語源がエートスである点が問われます。