用語集
タブラ・ラサたぶら・らさ
最終確認日:
「白紙」。 生まれつき心には観念がなく経験で書き込まれる — ロック。
タブラ・ラサ (羅 tabula rasa = 何も書かれていない板) は、 ロック が用いた比喩です。
| ロック (経験論) | デカルト (合理論) | |
|---|---|---|
| 生まれつきの心 | 白紙 (タブラ・ラサ) | 生得観念 を持つ |
| 観念の源 | 経験で書き込まれる | 生まれつき備わる |
人の心は生まれつき白紙で、 全ての観念は経験から来るとしました。
白紙という比喩が答えているのは「生まれた時点で心に何が書き込まれているか」という問いです。すべてが経験由来だとすれば、身分や才能の差も生まれつきの心の違いには帰せられなくなり、教育と環境の重みが一気に増します。たとえば、道徳の観念さえ生得ではなく育つ中で書き込まれるとすれば、どんな経験を与えるかが人を決めることになります。
試験では デカルト の 生得観念 を退ける経験論の中心命題である点が問われます。