用語集
自然法しぜんほう
最終確認日:
人為を超え自然・理性に由来する普遍法則。 グロティウス・ロック。
自然法 は、 国や時代を超えて 自然・理性 に由来する普遍的な法 を指します。
| 自然法 | 実定法 | |
|---|---|---|
| 由来 | 自然・理性 | 人間が制定 |
| 適用 | 時代・国を超える | その国・時代限り |
古代ストア派・中世トマス・アクィナス に遡り、 近代ではグロティウス (「国際法の父」) が体系化、 ロック の自然権思想につながりました。
自然法が力を発揮するのは、国が定めた法そのものを批判する場面です。制定された法がすべてなら、法に従った行為はつねに正しいことになりますが、それでは不正な法に従った行いを裁けません。たとえば、当時の国内法が認めていた行為でも、人としてしてはならないことがあると言えるのは、法を超えた普遍的な基準を認めるからです。
試験では 実定法 との区別と、 グロティウス・ロック への系譜が問われます。