用語集
質的功利主義しつてきこうりしゅぎ
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快楽には質の高低がある — ミルがベンサムを修正。
質的功利主義 は、 ミル が ベンサム の量的功利主義を修正して提唱した立場です。
| ベンサム (量的) | ミル (質的) | |
|---|---|---|
| 快楽 | 量で測る | 量 + 質の高低 |
| 重視 | 全ての快を等しく | 精神的快 > 感覚的快 |
「満足した豚であるより不満足な ソクラテス であるほうがよい」 と述べました。
質を認めると、幸福の合計を単純に足し算できなくなるという難点が生まれます。それでもミルがこの修正を選んだのは、量だけの物差しでは人が努力して身につける生き方の値打ちを説明できないからでした。たとえば、退屈な仕事を我慢して学び続ける人の選択は、その場の快の量だけを見れば損に見えますが、質の高い快を選んでいると説明すれば筋が通ります。
試験では 「快に質の差を認める」 点と、 名句 (満足した豚 / 不満足なソクラテス) が頻出です。