用語集
実存の三段階じつぞんのさんだんかい
最終確認日:
美的・倫理的・宗教的実存 — キルケゴール。
実存の三段階 は、 キルケゴール が人間の在り方として区別した 3 段階です。
| 段階 | 生き方 | 行き着く先 |
|---|---|---|
| 美的実存 | 快楽・趣味に生きる | 倦怠・絶望 |
| 倫理的実存 | 普遍的規範に従う | 自らの不完全さに絶望 |
| 宗教的実存 | 神への信仰に 跳躍 | 単独者 となる |
各段階から次へは連続でなく 「跳躍」 で移ります。
三段階が示しているのは、生き方は積み上げれば完成するものではないということです。それぞれの段階は行き詰まって次を要求するのであって、努力を重ねれば自然に次へ上がれるわけではありません。たとえば、楽しみを追い求める暮らしは飽きによって行き詰まり、規範に従う生き方は自分がそれを守り切れないという自覚によって行き詰まります。
試験では 3 段階の順序と、 各段階が行き詰まり次へ 跳躍 する点が問われます。