用語集
助動詞「つ」「ぬ」じょどうしつぬ
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完了 を 表す 助動詞。 ともに 連用形接続。 「つ」 = 意図的、 「ぬ」 = 自然完了 と 区別。
「つ」「ぬ」は完了を表す助動詞で、ともに連用形に接続します。意味の中心は同じ「完了」ですが、ニュアンスに違いがあります。
| 助動詞 | ニュアンス | 例 |
|---|---|---|
| つ | 意図的・他動的に動作を完了 | 文を書きつ |
| ぬ | 自然に・無意志的に起こった完了 | 花散りぬ |
さらに推量の助動詞と結びついて「てむ・なむ・つべし・ぬべし」の形をとると、「きっと…だろう・必ず…する」という強意(確述)を表します。完了の意味は薄れ、推量を強める働きになります。
たとえば「舟に乗りてむ」は「きっと舟に乗るだろう」、「今は帰りなむ」は「もう帰ってしまおう」と訳します。どちらも完了の意味は薄く、下の「む」を強める強意として読むのが正解です。
試験では 「つ・ぬ+推量」が単なる完了ではなく強意(確述)であることを見抜けるかが問われます。「死ぬべし」は「死んだにちがいない」ではなく「きっと死ぬだろう」と訳す、という違いが狙われます。