用語集
助動詞「らむ」じょどうしらむ
現在推量 を 表す 助動詞。 終止形 (ラ変連体形) 接続。 「今ごろ …て いる だろう」 と 訳す。
「らむ」は、目の前に見えていない事柄を今の時点で推量する助動詞で、現在推量(今ごろ…ているだろう)を表します。終止形(ラ変のみ連体形)に接続します。
| 用法 | 訳 |
|---|---|
| 現在推量 | 今ごろ…ているだろう |
| 現在の原因推量 | どうして…なのだろう |
| 現在の伝聞・婉曲 | …とかいう・…ような |
「らむ」は遠く離れた場所の今のようすを思いやる場面で多く用いられ、和歌では「今ごろ(あの人は遠くで)…ているだろう」という思いを表します。
試験では 現在推量「らむ」と過去推量助動詞「けむ」の対比(らむ=今・けむ=過去)が問われます。また、見えている事柄の原因を推量する原因推量(どうして…なのだろう)と訳し分けられるかが差になります。接続が終止形である点で、連用形接続の「けむ」と見分けられます。