用語集
助動詞「なり」「めり」じょどうしなりめり
推定 を 表す。 音等聴覚根拠 = なり、 目 で 見た 推量 = めり。 終止形接続 (ラ変連体形)。
国語
**「なり」(推定・伝聞)と「めり」(視覚推定・婉曲)**は、ともに終止形(ラ変のみ連体形)に接続する推定系の助動詞で、ラ変型に活用します。判断の「根拠」が異なります。
| 助動詞 | 根拠 | 訳 | 例 |
|---|---|---|---|
| なり | 聴覚(音・声・噂) | …らしい・…という | 男もすなる日記 |
| めり | 視覚(目で見て) | …のように見える・…ようだ | 花咲くめり |
「男もすなる日記」(『土佐日記』冒頭)は、人がするという(噂・伝聞の)日記、の意。「咲くめり」は、見たところ咲いているようだ、と目で見た推定を表します。
試験では この「なり」が伝聞推定(終止形接続)か断定(連体形・体言接続)かの識別が頻出です。直前が終止形なら伝聞推定、連体形・体言なら断定の「なり」、と接続で見分けます。