用語集
助動詞「む」じょどうしむ
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推量・意志等 6 意味 を 表す。 未然形接続。 「むず」 は ほぼ 同義 で 文章体。
「む」は未然形に接続し、文脈で六つの意味を持つ多義助動詞です。「むず(=む+とす)」はほぼ同義で、やや改まった文章体に多く用いられます。
| 意味 | 訳 | 主語の人称の目安 |
|---|---|---|
| 推量 | …だろう | 三人称 |
| 意志 | …しよう | 一人称 |
| 勧誘・適当 | …しなさい・…するのがよい | 二人称 |
| 仮定 | もし…なら | 連体形などで |
| 婉曲 | …ような | 文中(体言の前) |
識別のコツは主語の人称です。一人称なら意志、二人称なら勧誘・適当、三人称なら推量、と見当をつけ、文末か文中かで仮定・婉曲を判断します。
たとえば「われ行かむ」は一人称なので意志で「私が行こう」、「明日は雨降らむ」は三人称なので推量で「明日は雨が降るだろう」と訳します。文中の「言はむ人」なら婉曲で「言うような人」です。
試験では 「む」の意味を選ばせる問題で、主語が誰かを確認させる設問が定番です。文中(体言の直前)の「む」は婉曲・仮定になりやすい、という位置の手がかりも押さえておきましょう。