用語集
助動詞「けむ」じょどうしけむ
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過去推量 を 表す 助動詞。 連用形接続。 「(あの とき) …た だろう」 と 過去 を 推量 する。
「けむ」は、過去の事柄を推量する助動詞で、過去推量(あのとき…ただろう)を表します。連用形に接続します。
| 用法 | 訳 |
|---|---|
| 過去推量 | (あのとき)…ただろう |
| 過去の原因推量 | どうして…たのだろう |
| 過去の伝聞・婉曲 | …たという・…たような |
過去の出来事を、その場に居合わせなかった話し手が推し量る場合や、人づてに聞いた過去を述べる場合に用います。
たとえば「昔の人はいかに詠みけむ」は「昔の人はどのように詠んだのだろう」と訳します。その場に居合わせなかった話し手が、伝え聞いた過去の様子を推し量っている形です。
試験では 過去推量「けむ」と現在推量助動詞「らむ」の対比が問われます。接続が連用形である点で、終止形接続の「らむ」と見分けられます。『更級日記』の「いかばかりかはあやしかりけむ」のように、過去の自分のようすを推量する用法も頻出です。