用語集
乗数効果じょうすうこうか
政府支出や投資の増加が、消費の連鎖を通じて、最初の額を上回る所得の増加を生み出す効果。
政治・経済
乗数効果とは、政府支出や投資が増えたとき、それが消費の連鎖を引き起こし、最初に支出した額よりも大きく国民所得を増やす効果のことです。ケインズの理論で重視されます。
| 段階 | 起こること |
|---|---|
| 1 | 政府が公共事業に支出する |
| 2 | 受け取った人の所得が増え、その一部を消費する |
| 3 | その消費が別の人の所得になり、さらに消費される |
| 結果 | 当初の支出を上回って所得全体が増える |
たとえば政府が公共事業に支出すると、建設業で働く人の所得が増えます。その人がお金を使えば別の人の所得になり、消費が次々と波及していきます。こうして最初の支出を上回る効果が生まれます。
試験では 有効需要・財政政策と結びつけて問われます。「最初の支出を上回って所得が増える」しくみがポイントです。